🦷『過剰な力』で歯を傷めていませんか?🦷
2023年06月09日
むし歯や歯周病が歯の健康を損なう原因となるばかりではなく、歯に加わる『過剰な力』が歯を傷め、
壊してしまうことがあります。
『過剰な力』とはどんな力?
「歯ぎしり・食いしばり」
「歯ぎしり・食いしばり」の原因は、主に精神的なストレスや飲酒、喫煙、噛み合わせの不具合、不正咬合が原因で起こるもの…と考えられています。放置すると、歯周病の悪化・肩こり・頭痛・めまいなど、さまざまな不快症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
精神的なストレスは「歯ぎしり・食いしばり」を強くする要因のひとつといれており「歯ぎしり」を無理に止めることはストレスの発散を妨げるという見解もあるため、現在ではナイトガード(マウスピース)をつけて眠ることで、歯や顎へのダメージを軽減するスプリント療法が一般的です。
歯ぎしりは就寝時等に無意識にしてしまうことが多いので、自覚することは難しいですが、歯の状態を見たり体調を確認することで、ご自身が歯ぎしりや食いしばりをしているかをチェックすることができます。
□家族等から寝ている間に歯ぎしりをしていると言われた事がある
□仕事中等、集中している時に無意識に噛みしめている。
□歯にひびが入っている。擦れて欠けた様な歯がある。
□歯の根本が削れたり、欠けたりしている。
□頬の内側に噛んだ痕がある。
□舌に歯形がついている。
□冷たいものを口に入れるとしみる。
□肩こりや頭痛等の症状を感じる事がある。
□起床時に口の周囲がこわばる。あごが疲れていたり違和感を感じる。
上の項目で1つでも該当するものがあれば、歯ぎしり・食いしばりをしている可能性があります。
気になる方は、まず歯科医院で歯や顎へのダメージを検査し、必要な治療をお受け下さい。出来るだけ歯や顎を守りながら改善させていく対策を行っていきましょう。
日本歯周病学会 認定医
日本歯内療法学会 専門医
日本歯科保存学会 認定医
アメリカインプラント学会 認定医
ジャパンオーラルヘルス学会 予防歯科認定医
米国ロマリンダ大学インプラント科 卒業
北海道医療大学 歯学部 歯周歯内治療学分野 非常勤講師
歯学博士
札幌歯科 坂本渉
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