治療費
fee
なぜ保険歯科診療を行わず、自由診療のみなのか?
保険制度では、医療は平等の精神から“病気に対して最低限の治療を行う”となっております。特に歯科保険診療は、材料や機材、期間、回数などが決められており、医師の経験や技術の差は全く考慮されていません。つまり、経験の無い1年目の歯科医でも、世界的に有名な歯科医師でも、同一の治療内容、同一治療費であるとの考えを基本しております。しかしながら、実際には歯科医師の技術には大きな差が存在しております。
結果として、技術を持った歯科医師にとっては、本来なら自身の高い技術で救える歯を救えないとてももどかしい状況が保険診療によって生まれてしまいます。
保険診療を行わない選択は、全ての患者さんの理解は到底得られません。また、歯科医院側としても経営面では大きなリスクを伴います。しかし、私達は、目の前の患者さんに対して誠心誠意向き合い、妥協することなく責任を持った治療を全力で提供したい。そんな医療人としての原点に立ち戻り、制約の多い保険診療に束縛されることのない真の歯科診療を提供したいと考えた結果、完全自由診療制となりました。
初診時
項目 | 対象 | 通院回数 | 時間 | 価格(税込) |
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無料相談:お口の中は検査せず、一般論のお話しを致します。お口の中の状態などの説明を希望される場合は別途、検査が必要になります(¥16,500/90分 税込)。 |
先ずは歯科医院や歯科医師がどんな雰囲気か、など確かめたい方 | 1回 | 最大30分 | 無料 |
カウンセリング、セカンドオピニオン:お口の中の簡単な検査と今の状態の説明(検査項目:レントゲン撮影、歯周病検査、口腔内診査、口腔内写真撮影) |
今の自分のお口の中の状態を知りたい方。他院で診断を受けたが別のドクターの意見も聞きたい方 | 1回 | 90分 | ¥16,500 |
当院での治療を希望される方は、先ずはカウンセリングでご来院して頂き、その後、精密診査診断・治療計画立案を行います。
精密診査診断、治療計画立案:お口の中の詳しい検査と今の状態の説明、必要な治療手技・期間と費用について説明(検査項目:口腔内光学印象、CT撮影、顔貌写真撮影) |
将来の歯や身体の健康のために、今の自分の状態と自分に必要な治療内容や費用について知りたい・相談したい方 | 3回 | 各90分 | ¥77,000 |
治療費例(税込)
アメリカのインプラント認定医によるインプラント治療 | インプラント 1本(手術費、仮歯、被せ物込) | ¥410,000〜726,000 | 使用するインプラントブランド、被せ物の種類や作る技工士さんによる値段の幅 |
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インプラントを入れる為に骨を保存したり造ったりする手術 | ¥66,000〜330,000 | 手術の方法、範囲による値段の幅 | |
予防歯科認定医によるクリーニング | クリーニング(自分の歯のみ) | ¥11,000〜16,500 | 残っている歯の本数による値段の幅 |
クリーニング(インプラントのみ) | ¥8,800〜16,500 | 入っているインプラントの数による値段の幅 | |
クリーニング(インプラントも含めて) | ¥16,500〜22,000 | 入っているインプラントの数による値段の幅 | |
歯科保存認定医による虫歯治療 | 虫歯治療 歯1本当たり | ¥22,000〜74,800 | 虫歯の大きさ、被せ物の種類や作る技工士さんによる値段の幅 |
歯内療法専門医による根の治療 | 神経を取る処置、一度も根の治療をされていない歯の場合 | ¥93,500〜165,000 | 歯の種類(前歯、真ん中の歯、奥歯)による値段の幅 |
膿の袋がある場合、以前治療されている歯の場合 | ¥115,500〜187,000 | 歯の種類(前歯、真ん中の歯、奥歯)による値段の幅 | |
膿の袋を取る手術 | ¥110,000〜165,000 | 歯の種類(前歯、真ん中の歯、奥歯)による値段の幅 | |
歯周病認定医による歯周治療 | 歯周病の手術 歯1本当たり | ¥16,500〜22,000 | 手術の方法、範囲による値段の幅 |
歯茎の移植(磨きやすく/見た目の改善) 手術1回 | ¥77,000〜99,000 | 手術の方法、範囲による値段の幅 | |
歯の再生療法 歯1本当たり | ¥110,000 | ||
歯科補綴専門医による噛み合わせ治療 | 子供の矯正治療 1期治療(骨の成長を利用して、上下の顎骨の形やバランスを整え、歯がきれいに生えてくるようにスペースを確保する治療) | ¥440,000〜550,000 | 矯正に使う装置、期間による値段の幅 |
部分入れ歯治療 1床当たり(上下両方とも部分入れ歯の場合は、2床になります) | ¥550,000〜1,650,000 | 留金をつける歯の数、入れ歯の材料、入れ歯を作る技工士さんによる値段の幅 | |
総入れ歯治療 1床当たり(上下両方とも総入れ歯の場合は、2床になります) | ¥330,000〜1,100,000 | 入れ歯の材料、入れ歯を作る技工士さんによる値段の幅 | |
その他の治療 | ホワイトニング | ¥33,000〜60,500 | ホワイトニングの方法による値段の幅 |
支払方法
payment
札幌歯科では、現金によるお支払い以外にも、
クレジットカードでのお支払い、デンタルローンでのお支払いをご用意しております。
クレジットカード
取り扱いクレジットカード
デンタルローン
デンタルローンは、高額の医療費を一括で支払えない場合や、治療期間内の支払い完了が困難な場合に、
歯科医院とは別のローン会社と契約をして頂き、医療費の分割払いを可能にするシステムです。
当院ではアプラスと提携し、アプラスが患者さんに代わって歯科治療費を立替え、患者さんがアプラスに分割でお支払いして頂くというシステムを導入しております。
デンタルローンの契約の流れ
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検査およびコンサルテーション後、治療計画の決定
治療見積書の発行 -
患者さんご自身で、デンタルーローンサイトにアクセスして頂きます。
審査を受け、承認がおりましたら、ご利用可能となります。
(クレジットカードをお持ちでない方でもご利用頂けます)
デンタルローンの対象となる治療
デンタルローンの対象外の治療
デンタルローンの限度額
デンタルローンと医療費控除
毎月のお支払いは口座振替
また、27日が土日祝日等、金融機関の休業日の場合は、翌営業日になります。
医療費控除
medical deduction
医療費控除
医療費控除とは、1年間に支払った医療費の自己負担額の合計が10万円を超えた場合、
払いすぎた所得税が還付される制度です。
家族で合計して、1年間に10万円を超える医療費がかかった場合(または確定申告される方の合計所得金額の5%を超える場合)、確定申告を行うことで一定金額の所得控除を受けることにより、税金が減税(還付)される制度です。確定申告を行うことで住民税も軽減されます。
確定申告は5年前までにさかのぼって還付を受けることが可能です。申告を忘れていた方や医療費が控除対象になることを知らなかった方は、申告をお勧めします。年をまたいで分割で医療費を支払うより、1年間支払った方が還付金が多くなる場合があります。自由診療(保険外治療)も医療費控除の対象となりますので、確定申告をすることで結果として治療費を抑えることが可能です。
歯科治療の場合は、保険適用外の自由診療によるものや、高価な材料を使用する場合など、治療費が高額になるケースがあります。 この場合、一般的でない特殊なものは医療控除の対象とはなりませんが、現在金やセラミックなどは歯の治療材料として一般的に使用されていることから、医療費控除の対象となります。
歯列矯正の場合は、発育段階にある子どもの成長を阻害しないようにするための不正咬合の歯列矯正のように、受ける人の年齢や矯正理由などからみて歯列矯正が必要と認められる場合は、医療費控除の対象となります。しかし、同じ歯列矯正でも審美的な目的での歯列矯正の場合は、控除の対象とはなりません。ただ、大人の歯列矯正でも、美容ではなく咀しゃく障害や噛み合わせの改善などが治療の目的であると判断された場合、専門医の診断書があれば控除が認められます。
治療のために必要な通院費も医療控除の対象となります。付き添いが必要な場合は付き添いの人の交通費も通院費に含まれます。
しかし、自家用車で通院した時のガソリン代や駐車代は、医療費控除の対象となりません。
医療費控除を受ける場合の注意事項
治療中に年が変わる時は、それぞれの年に支払った医療費の額が、各年分の医療費控除の対象となります。健康保険組合などから補てんされる金額がある場合には、その補てんの対象とされる医療費から差し引く必要があります。
A:保険金で補てんされる金額
B:10万円
医療費控除の対象
- ● 医科および歯科受診の保険治療・保険外治療および、交通費が対象となります。
- ● インプラント治療・セラミック治療・矯正治療などの自費診療だけでなく、保険診療も控除の対象となります。
- ● 美容を目的とした矯正治療、歯ブラシや歯みがき粉など物品購入費は対象となりません。
- ● 支払った医療費が医療費控除の対象となるかどうか、詳しくは最寄の税務署で確認して下さい。
ワンポイント
- ● 医療費に関する領収書は大切に保管しておきましょう。交通費の記録も忘れずに!
- ● 家族の中で一番所得金額の多い人が医療費を支払い申告するとお得です。
- ● 治療は同じ年に家族でかかるのがお得です。
- ● 確定申告をしていない場合、医療費控除は最長5年前までさかのぼって受けることができます。
手続きの仕方
- ● 医療費控除を利用するには、確定申告が必要です。(確定申告の申告書に必要事項を記入し最寄の税務署へ提出します)
- ● 確定申告は毎年2月中旬〜3月中旬に行われます。(還付申告は1月からできます)
- ● 申告書は国税庁のホームページ、または税務署、市区町村窓口でお受け取りできます。その他、必要書類は次の通りです。
<必要な持ち物>
※交通費は領収書がなくてもOKです。
(料金や経路を記録しておきましょう)
・ 源泉徴収票(給与所得者の場合)
※勤務先から交付されたもの(コピー不可)
・ 印鑑(認印でも大丈夫です)
・ 通帳(確定申告をされる方の名義のもの)
・ 保険金などで補てんされている金額が分かるもの